ローファイ日記

出てくるコード片、ぼくが書いたものは断りがない場合 MIT License としています http://udzura.mit-license.org/

2014年 使って良かったものまとめ

年も明けたので、去年使ってみて割と良かったものについて感想などをまとめたいと思った。

Docker

去年使ってみて良かったもの一位な気がする。以下のような用途が多かった。

とにかく色々と助けられた。副産物で下記のような記事が生まれた。

今年は個人で作りたいサービスがあるのでそれにも使ってみたい。

Serverspec

Serverspecのおかげでサーバ構築のコード化にリズムが生まれた、という感想を持っている。某サービスのインフラのPuppet化を一からやっていたのだがずいぶん助けられた。CIも回せるようになるし。

しかしいまだv1

30daysの優秀な若手インフラエンジニア奥○君がこのようにドヤっているので、○村君に負けずバージョンを上げなければ...でも忙しいから4月までぐらい目標かな...ウッ...

Hubot

A社時代の同僚がHubotを上手に使ってチームビルドをしていたのを傍目で見ていたのでまねをしたかった......。どこまでうまくいったのか。


最近のHubotの運用とか - ローファイ日記

ここに書いた通り。

Dokku


Hubot + Dokku + IRC でボット運用 - ローファイ日記

今年初頭に導入した。主にHubot向け。いろいろdisられたが今も運用している。

supervisord+LLのXXenv系 でデーモンを運用するのは色々辛く引っかかる部分が多いのである...。コンテナを一つ立ち上げておけばOKというのは分かりやすいし、git push dokku masterの手軽さはうれしい。Heroku使いたくなるほど不安定でもない。

まあ、プロダクションでアップリケーシュンをデプロイというのはDokkuでは無理だろう。スケールせんしな。

でも社内の雑ツールBotだのダッシュボードだの)を雑にデプロイというのには非常に向いている。そういえばdashing(Dashing - The exceptionally handsome dashboard framework.)をデプロイしてた人もいた。

Drone.io

Jenkinsに消耗し尽くした結果導入中である。Docker in Dockerなテストも存外うまく動くので気に入っている。


OSS版 Drone.io を社内で使い始めてる話 - Qiita

引っかかってる箇所としては、テストがポータブルじゃないのでイメージを独自にしたりとかで苦労している人を見かけたが、テストをポータブルにしてくださいとアドバイスをした。社会は厳しい。まあこの部分についてはTravis Enterpriseを入れてもCircleCIを入れても同じなので...(逆に言うと、一旦ポータブルにできれば、相互の以降も楽になる)。

今年はどんどんテストをポータブルにしたいですね...。

Go言語

上掲の記事の通り Drone.io を立てているサーバに雑にHTTP APIを立てたが、めちゃくちゃ安定してるし高速だしすごい。Goにそこまで精通していなくても高速でスケールするサーバが書けるのだ、というのは色々とアーキテクチャに関する考えを改める感じになりそうな気がする。今年もっと色々書けるといいんだがな〜〜ほえ〜〜。とりあえずFukuoka.goに何か作って出よう...。

Consul

去年は結局少し検証した、という程度に終わったが、監視に関する考え方が少し変わったのを感じた。日本人だと導入程度でしか使っている人がいない感じがするので英語のドキュメントあさったりしたい。あとWeb UIがカッチョブーなので良い。

雑な総括

Go言語とそのツールが多い。 """勢い""" を感じるとともに現実的に読み書きできないと厳しくなりそう。。

あと、今年は、「使ってみて割と良かったもの→実は自作でした!!!」ってやるのを密かな目標にしている。内緒だよ!