ここ数週間で「読点が多い」とめちゃくちゃ言われた。
多分、ぼくが素で文章を書くと、読点が多くなる。これはそもそも、ぼく自身が単純に読点が多い文章、つまり一文に情報量が多くて、なおかつどこか婉曲でけだるい感じの文章が好きなことに起因しているように思う。まあそれでも許されるためには、なおかつ解釈の結果が明白な書き方にしないといけないのだが。
実はWEB†DBの連載では、初期以外は読点多いですよ指摘は受けたことが無い。8ページ程度なので自分での推敲で対応できたのだと思う。あるいは編集さんがかってに直しちゃった部分も多そうだ。書籍のように長い文章だとほとんど素の文章でガリガリ書き続けるしかないので、ぼくのような文章に癖がある人間だと割と辛い事態になったりする。
技術的文章は小説や随筆ではないので、文章としての勝ちパターンがかなり絞られてくる。読点が多い文章は思いっきり負けパターンである。今後も書いていくつもりなら意識して直さないといけない。
何が言いたいかと言うと、ラノベでも書いて一発当てたい。
