ローファイ日記

出てくるコード片、ぼくが書いたものは断りがない場合 MIT License としています http://udzura.mit-license.org/

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

YJITがRubyの命令を機械語にコンパイルした結果を眺める

Rubyを、以下のオプションでビルドするとYJITのデバッグ機能が使える(rbenvを利用する例)。 $ export CONFIGURE_OPTS="--enable-yjit=dev" $ rbenv install 3.4.2 その中にはISeqが機械語にコンパイルされた結果を確認する RubyVM::YJIT.disasm(isec) とい…

Component Model対応したruby.wasmをビルドする方法

あまり公式にアナウンスされていない気がするが*1、 ruby.wasm は実はComponent Model対応が済んでいる。 github.com 多分この辺から。なので、RubyKaigi 2024の段階ではComponent Model対応したものを動かせていた。スライドで言うとこの辺 *2。 この記事で…