皆さんは公開情報ですか?(挨拶)
初めに言いたいこと
タイトルの通りのワークショップを始めます。最初は福岡市内でオンサイトで、エンジニアカフェ[PR]でやっていくので、まずはぜひ福岡近辺のソフトウェアに関わるエンジニアに届いてほしい。
OSS Halfway とは?
以下、OSS Halfwayを始めるにあたって考えたことをつらつらと書いてみます。何かの参考になるかは分かりません。とにかく届いてほしい、来てくれ。
常々、ソフトウェアに関わっている限り、OSSはある意味日常だよなっち(北九州風)思っています。業務ドメインによりあまりOSSご近所感がない場合もあるでしょうが、まあ徐々に日常になっているでしょう。
少なくとも特別なことではないというか、ソフトウェアに関する仕事というのは要するに、ソフトウェアの課題を見つけ、解決し、使っていき、また課題を見つける、その繰り返しだと思うんですよね。皆さんお仕事をしているので、普通にしていることだと思います。
《OSS活動》とやらもそうなんですよね。みんなOSSの課題を見つけ、解決し、使っていき、また課題を見つけるというのをやってます。
とはいえ、オープンなところでそういうふうに真面目に仕事をするってのは色々大事で、シンプルにソフトウェアが良くなった成果が世界中に届きやすいし、結果的にソフトウェアを書いていなかったら関わることがなかったであろう海外のエンジニアとコードで交流できたりするのはなんだか楽しいことだと思います。
とはいえ。
とはいえ敷居が高いのは否めないのかなと思っていて、《OSS活動》で直接お金をもらえることは普通の人には稀なので、結果的に優先順位が下がったり、《OSS活動》のヒーローはすごい人ばかりでなんだか私/僕で大丈夫? となりがちかなあと。過去の僕のように空気が読めないままバーンとIssue立ててみるとかそんな感じになりがち。
とはいえ、本当に、できる範囲でいいんじゃないかなあとは思うんですよ。
ということで一回やってみて、「できる範囲」をちょっとずつ広げていけるといいんじゃないかと思っています。
OSS Gateに永遠のリスペクトを捧げつつ
そういう人にとってOSS Gateはすばらしいコミュニティだと思います。
でも実際に、福岡でOSS Gateをやるにあたってはそれでも色々敷居が高いなと(実際に OSS Gate Fukuoka は数回開催され、私も何度かサポーターをしました)思うところがありました。
そもそも、サポーターを集めるのが難しいんですよね。初サポーターだったりする場合は特に、正直みんなサポートをするほど自信がないのではと思いますしそれは仕方ないかなと。どちらかというとある程度はできるかもだけど、教えてもらいたい、もしくは教えるより手を動かしたいという人も多いかと。
逆に完全にビギナーも難しいんですよね。言うて、もはや、GitHubを全く見たことがない人も減ってきているんでは。過去に一回だけIssueを立てたことがあるけど継続的なんて全然自信がない... みたいな状態の人もいるかもしれません。
それならば一旦サポーター/ビギナーという壁を取っ払ってしまうとどうかな〜というのがOSS Halfwayです。
特に何もコミットメントがない会合の予定ですが、やりやすさのために簡単な「枠」だけ用意します。
- 概要を言い出しっぺ @udzura から話す
- 来た人でバディを組んでみる。2人で相談しながら、手分けして調査したり、コメントやコードをお互いにレビューしたりしつつ進める。
- バディの中で対象とするOSSは決めてもらう。特に思いつかない場合 @udzura やその場の人からネタ探しをする
などなど。その後、やることは OSS Gate のワークショップの内容をある程度踏襲していきます(元々のワークショップコンテンツは、 CC BY-SA 4.0 International で公開されており、オープンな別のワークショップで利用することは問題ないと考えています)。
もちろん、エンジニアの皆さんは「来た人が奇数になったらどうするんだ...」という、NP困難である《体育の授業問題》を想起するかもしれませんが、多分@udzuraと組む(先生とペアになりましょう手法)あるいは3人組を作ればいいと思います。
OSSに少しでも興味があれば、中途半端 - Halfway - でも触ってみればいいんじゃない? という気持ちのテンションが低めな会合にできればと思います。
OSS Halfway で人が集まったり自信がついた人が増えたら、またOSS Gateという形を踏襲してもいいかもな?と思ったり思わなかったりですが、まずは一度、お気軽に、作業のついでにコーヒーを飲むぐらいのノリで来てみてください。