下半期は1ヶ月ごとに雑でもちゃんと振り返るというのをやっていきたい といったはずが盆も過ぎてしまった。今までの分でも書いておこうと思う。次は9月頭だが、振り返る期間が短い...。
発表登壇
ちなみに、 デブサミ福岡@9月@アクロス福岡 でもおしゃべりする予定。今見たら残席わずからしい。まじで...
Fukuoka.rb #100 を開催していた
CRIU 周りの活動
- HaconiwaのCRIU対応
- Implement checkpoint interfaces, refinement in some of container config これでインターフェースだけ作った
- Implement checkpoint in the least config ここで一通りやっつけた
- ブログも書いた:
そのほかのHaconiwaの改善
- mruby-fibered-workerで、任意のfdをノンブロックで待ち受けできるようにした
- それを使ってeventfdを待ち受け、cgroup経由でmemory pressureを検知してフックできるようにした
- Basic implementation of cgroup hook: memory_pressure
- 今後の実装予定をブログに認めた:
これ、CRIUと組み合わせるとOOM契機の動的マイグレーションができる。HPCOPS勉強会でこういうのできないんすか〜と突っ込まれたネタ。これが実現し、どっかでやっておきたいルートレス化も実現したら、科学技術計算分野にHaconiwaが切り込めるかもしれないですね(?
その他
- mrubyを実行可能なカーネルモジュールというのを考えている。
- printk(9) などを外から呼び出すとか、debugfsに何かファイルつくるとかをスクリプトでやりたい
- debugfsにmrubyのインタフェースを作って、そこにスクリプトを書き込むと実行されるというのを考えている
- というか、今の所、ほぼ パンダックスさんの手順 をなぞっただけ。。。。
所感
CRIU、はじめは見通し不安だったが調べてたらうまく実装を組み込めた。というか、よくできていて、ランタイムに組み込むことをいろいろな点で考慮している感じがした。なので、他のランタイムでの連携実装(特にLXC)をちゃんと見とこうという気持ちになった。
なんだかんだ下期も徐々に登壇機会がありそうなので、無理しすぎない程度に...。
そういえばこっそりContainerDaysのCFPへの応募準備をしている。引き続きやっていきましょう。