1月がまるっとスキップされている... だと...。
id:hisaichi5518 さんがこういうことを書いていて、非常にわかりみがあった。
一方で、Notionというツールはそこまですごい銀の弾丸ではないというか、得意な分野と無理に使っても旨味がない分野/工夫しないと使えない分野が結構極端にあるような気がしていて、とりあえず僕は僕で雑な感想を残しておこうと思った。
個人の日記レベルですが。
今までの経験で、 Notion が効果を発揮する箇所
日記、日報
- 雑に書き始める、更新できる、コメントできるのがいい。リストとの相性もいい
- timesチャンネルみたいなやつはNotionで運用した方が本当はいいのかも
物理的なカンバンの代わり
- 融通無碍に書き込める、メタ情報を融通無碍に追加できる、というのは、物理的な看板を融通無碍にレイアウトしたり書き足したりする手触りに似ている。
- みんなが今注目したい!っていう情報をボードビューなりにしたり、1ページにつらつらどんどん書いていく、まず朝会でそれを画面共有する、というのはいいと思う。
- その辺の話は所属企業のブログに書いてたりする
スクラッチから何かを考える時
- 表現力が高いため、メモ状態からそのまま、まともに読めるドキュメントに育てることができる。発表の原稿なんかにもGood
エクストリーム議事録
- エクストリームミーティング の文脈。議事録を取っているページをみんなに画面共有し、みんなの目を向けながら議事を進行するスタイル。
- Google Docs あたりとの比較になるが動作が比較的軽い、表示がリッチ、コラボ可能なのが強い
書いてみたものの、色々と意見が欲しいドキュメント
- どこにでもコメントできる、ページ単位でもコメントできるのが良いのか、変に GitHub Issue で議論するよりはるかに色々がスムーズにまとまる気がするし、意見を出しやすい
実は向いてないんじゃ?という箇所
- 本気でストック型にしたい情報
- ひさいちさんのいうとおり更新履歴管理や検索、個人的には権限管理が弱いと思う
- 権限管理はできなくはないが、なんか僕にはわかりにくかったので...。
- 開発の規約集だとか、Design Docをずっと置いとくにはちょっと工夫が必要そう。
- ストック型情報をどうしても置いておきたい場合は、この名前空間の下はこういうルールです!って規約をガッチリ作って、管理係を決めて運用した方がいいと思う。
- ひさいちさんのいうとおり更新履歴管理や検索、個人的には権限管理が弱いと思う
ルールさえかっちり決まれば弱点を補えるともいえるが、ルールがあまりにかっちりしすぎているとNotionの「雑な文章を育てられる」という強みを生かしきれなそう。DMZを作るといいのかも。
個人的に、90%のクオリティのものをNotionでエイヤと書いたら、そのあとはボタン一つでGitHubにマークダウンのリポジトリが作られ、それ以降そこで管理されて欲しい。
こうして書くと改めて、個人的にストック型の最強は「MarkdownでGit管理」だなあという感想になってしまうんだけど、しかし、やっぱりMarkdownのペインポイントは画像や図を入れる時である。WYSIWIGが欲しい場面は否定できない。
結論、なんか月並みな表現だけど、「ストックとフローの間の情報」が刺さる気がしている。
というストック型文章をはてなブログで書く...。